#院展

こんにちは、山本です◎
先日、珍しく両親とお出かけしました。目的はこちら、「院展」です。

たまに美術展を見に行くことはありますが、私が興味を持つのは西洋画がほとんど。
なので、そもそも院展とは何ぞや、というところからのスタートです。

岡倉天心が中心となって設立した日本画の研究団体「日本美術院」が主催する、
公募の日本画の展覧会が「院展」とのこと。毎年開催され、全国を巡回しているそうです。

岡倉天心、横山大観、といった名前は日本史か美術史で習ったな~という薄ぼんやりとした記憶しかないまま、
会場の松坂屋美術館へ到着。土曜の昼間ということもあってなかなかの賑わいでした。
男女比は半々くらい、年齢層はやや高めな感じです。

日本画という言葉のイメージから、まず私の頭に浮かんだのは水墨画や錦絵。
いざ、展示された作品を見てびっくりしました。
描かれている題材は、人物であったり風景であったり、はたまた幻想的なお城であったり、
西洋画でよく見かけるものとあまり変わりがありません。

じゃあ何が違うんだろう?と思っていたら、展示の最後に、日本画に使われている画材の紹介がありました。
鉱物を粉末にしてつくった顔料のほかに、貝殻を削った胡粉、紅花や蘇芳といった植物由来の色素など。
どうやら違いは画材にあるようですね…!
特に、青い顔料を使った富士山の作品がとても色鮮やかで印象的でした◎

展示を見る前までの(たいへん失礼ですが)地味そう…、というイメージが消えてなくなりました。
日本画でもぱっと目を引くスタイリッシュな作品もあり、
写真と見紛うような写実的な作品もあり、見ていて面白かったです。

残念ながら名古屋展は開催期間が1週間しかなく、もう終わってしまっているのですが、
お出かけ先や来年以降に見かけた際、立ち寄ってみるのはいかがでしょうか^^*

☆追伸

もうすぐクリスマスですね!

イブも当日ももちろん仕事がありますが、
大学の友人との女子会で食べたロールケーキタワーが美味しかったのでとても心穏やかです。


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