◆◆ 銀ブラ

ケンサクくんのグルメ紀行72番外編  ケンサクくんの建物探訪・秋②もあるヨ

     前回は歌舞伎座の話題でしたが、本日は歌舞伎座のある銀座の話デス。

    やはりせっかく銀座に来たのだからということで、必要品のお買い物のため、銀座を

    ブラブラです。今回は鞄とネクタイ数本を調達です。

    銀座でカバンといったら、皇室御用達のタニザワ銀座本店。昭和天皇もご愛用

   で、ご公務の際には常にここのカバンを携えていらっしゃいました。 ここには

   カバンにまつわるウソのようなホントの伝説がいくつかあります。

     まずは、「鞄」という漢字。 中国には元々この字は存在せず、これを作った

   のはこの店なのです。 カバンは革製で、ものを包むから、ということで、店の軒先に

  「鞄」の造語の看板を掲げていたところ、たまたまそこを通りがかった明治天皇が「あの

   漢字はなんと読むのか?」とお付の者に尋ね、辞書に載せることを命じたところから

   正式に「鞄」という漢字が認められた、というわけです。

    また、大きなカバンだけど口がガマグチのように開く 「ダレスバッグ」、ドラマと

   かで医者がよく使ってるアレです。それも、このタニザワが発祥です。 元アメリカ国務

   長官のジョン.F.ダレスの持っていた口金式のカバンをヒントに昭和26年にタニザワが

   製造命名して発売したのが始まりで、以後、日本中に広まったものです。

 もちろん日本以外では「ダレスバッグ」は通じません。名古屋地区以外で 「ケッタ」が

 通じないのと同じです。 また、表は成牛の革をなめして使い、裏地には豚の革を貼ったり

 するカバンも多く、オリジナル商品は1人の職人が全ての工程を手作業で行って仕上げて

 いるというクオリティです。 というわけで、カバンを買うことは私自身そうそうない

 のですが、買うときはいつも銀座のタニザワです。 今回はこんなのを購入デス(^^)

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←(1番左)そういえば、銀座は歩行者天国でした。
←(2番目、3番目)ブルガリはこんなイルミネーション
  ヘビが巻き付いているイメージですね!
  ヘビをよく見ると、金のウロコがビッシリみたいに
  なってマス  今回の珍し建物探訪はコレで
←(4番目)昼間はこんなデス

   お次は左の写真のアルマーニ・銀座タワーです。 地上10階建で外壁の輝く竹の模様は

 ジョルジオ・アルマーニ氏が日本の竹林をモチーフにデザインしたものです。 なので、ここ

 で買い物をするとこの竹模様の手提げ袋をいただけマス。

 ビルは上から下までジョルジオ・アルマーニなのですが、イタリアンリストランテやワインラウ

 ンジがあり、イタリア最高峰スパークリングワイン『フランチャコルタ』を豊富に揃えてます。

 レストランやワインラウンジの雰囲気はARMANI GINZA TOWERのサイトでご確認ください。

 さて本題のネクタイですが、自分で選んだもの、お店の方にすすめられたもののを数本購入し、

 包んでいただきマス。   お店の方がすすめるものは、「なんか奇抜で変じゃなぁい??」

 と半信半疑で買ってみても、後で自分のお気に入りになっていたり、周りの評判がかえって

 良かったりすることのがなぜか多いので(これって、自分のセンスがないってことでは?…)、

 疑わずにサクっと買うことにしていマス(笑)

     また、包んでいただいている間には、スパークリングワインが出てきマス! これを

 いただきながら待っていると、もう気分は貴族ですよね!

   「銀座」は田舎者ですら貴族な気分にさせてしまう恐ろしい魔力を持った街なの

 かもしれません。 でもたまには非日常もいいもんかも…   
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