◆◆ ケンサクくんのぐるめ紀行 【 68 】
暑いですね（＞＜） あまりの暑さに最近は山本社員のようにいささか食欲が
減退気味の今日この頃です。みなさまいかがお過ごしでしょうか？？
そうなると、最近の休日のお昼ごはんはもっぱら蕎麦。
打ちたての蕎麦の味と香りを楽しみながら、天ぷらと冷酒があれば、贅沢な休日の
お昼になりますよねー（＾＾）
個人的には、名古屋では千代田の『春風荘』さんか、星崎の『紗羅餐』さんに足しげく
通っているのですが（いずれもかなり以前のぐるめ紀行にアップ済み ご参照あれ）、
たまには中村区まで足を伸ばして大門の『伊とう』さんへGO！
大門と聞いてお分かりなる方も多いですが、この界隈は古くから遊郭街として賑わい、
今もその名残を残す地域で、この純和風の建物も大正13年に遊郭として建てられた
もので、名古屋市登録地域建造物資産52号に指定登録されています。
温泉ではないですが、どことなく「千と千尋」の雰囲気を感じますよねー
内部は多少改装はされているものの、梁や柱や中庭などは遊郭時代のままで、当時の
様子を思い浮かべながら、蕎麦を待つのもまたオツなものです…
その蕎麦の味のほうも評判で、ここではいつもざると天ぷらで、ざるは十割蕎麦でオーダー。
蕎麦は全国各地から時期に合わせて最良の蕎麦を厳選して仕入れるこだわりで、
いつきても香りがよく立っている、そんな気がします。
他のお店より若干つゆが濃いので蕎麦猪口（ちょこ）にわずかにつゆを入れ、十割の蕎麦を
一口分つかみ、ちょっとだけつけて一気にすするとき、勝手に江戸っ子な気分になって
たりして…（コテコテの名古屋人なのに 笑）
開店するとすぐに満席になってしまうのは、レトロな風情に浸りながら、粋に蕎麦を楽しみたい、
そんな粋な方々がたくさんいらっしゃるのかもしれませんね（＾＾）
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